うつ病の人へのサポート

うつ病は現代病の1つで、わたしたちの身近に存在する有名な病気でもあります。
心の病であり、当事者でなければその辛さというのが分かりにくいということもあります。
けれども、今、予備軍を含めてもこの病気に掛かる人は増え続けており、家族や友人、職場の人やクラスメイト、近所の方など、知り合いがこの病気になっているという人も案外多いのではないでしょうか。
そんな方と接する時、きちんとした知識をもって正しく接することがとても大切です。
まず、うつ病の人は、基本的に他の人に助言を求めたりしていません。
人は、落ち込んでいる人や悲しんでいる人がいると、つい「それじゃあ、こうしてみたら?」
と明るい方向に気が向くように提案しがちです。
また、励ますことをする人も多いですね。
「元気出して」「頑張って」「そんなことでくよくよするな」などを言うことは、とても簡単ですが、それはこの病気を患っている人にとっては、自分がさらに追い込まれていくように感じ、ますます病気を悪化させてしまうことになりかねません。
相手のことを思って言ってしまった一言で、相手を追い詰めてしまい、自傷行為などに走ってしまうこともありますので、注意が必要なのです。
接する時は、ただ側にいてあげること、これが重要です。
相手がもし何か話す気持ちになったら、その話の間に自分の感想や意見を言わず、ただじっと聞いてあげましょう。
うなずくだけでもいいですし、肩や背中に手を置いてあげたり、手を握ってあげたりしても良いです。
うつ病になっている人は、人の言葉1つに対してとても敏感になっていますので、できるだけ言葉で何かを伝えようとせず、ただ「あなたの側にいます」「味方です」ということを示す態度を伝えてあげることが大切です。
これは、話を聞く側が一番辛抱しなければならず、辛いことでもありますが、できるだけ相手の気持ちに立ち、相手が快い時間を持てるように工夫をしてあげることがとても重要なのです。